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其の19:Sagaのリヴィア・レフとアルベール・フェルベールの録音を中心に

 ハンガリー出身のリヴィア・レフはかなり盤歴が長い (60年位?) 奏者ですが、若い頃の録音を聴くと朴訥とした、洗練とは正反対の演奏をしていたようで、今回取り上げる一層の凝集と洗練を加えた壮年期の演奏とは別人の感をおぼえたりします。その後、レフは包容力豊かな一層ロマン的な演奏を行うようになったようです。となれば、今回取り上げる演奏はレフの生涯の中で特別の輝きのある瞬間を切り取ったものなのかも知れません。

1. ショパン名曲集

2. ドビュッシー 前奏曲第1巻他

3. ドビュッシー 映像第1~3集, ピアノの為に他

4. ドビュッシー 練習曲全曲, ベルガマスク組曲他

5. ドビュッシー 前奏曲第2巻他

   

 

 ルツェルン生まれの名手フェルベールの録音はEMIへのドビュッシーの全集が有名ですが、Sagaに遺した2枚のフォーレのアルバムも芳香とロマンに満ちた忘れがたいものです。特に第1集はフォーレの若い頃の作品を中心に収録されており魅力満点。フェルベールの録音は他にラフマニノフ、シューベルトが他レーベルからCDに復刻されています。ここでは後者も取り上げてみたいと思います。

6. フォーレP作品集第1集

7. フォーレP作品集第2集

8. シューベルト即興曲全集 (Helios盤)

   

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其の18:デュシャーブル最後期の録音 & Bourgのユーリ・ブーコフ他

 デュシャーブル「最後期の」といっても本人は現在も至って元気で、要は元気なうちにほぼ引退してしまった為、現在の所ほぼ最後の録音ということです。2000年代に入って収録されたこれらの演奏は詩的で優雅、相変わらずの強靭な技巧に支えられた見事なもの。ですが、この3点、殆ど入荷しないのです。。。

1. ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集:デュシャーブル, ネルソン & パリアンサンブルO (Lorcom)

2. ブラームス ピアノ協奏曲1, 2番, 主題と変奏他:デュシャーブル, ヘヴェレッヘ & ロイヤル・フランダースPO (Bayer)

3. シューマンP協, 謝肉祭他:デュシャーブル, ジョルダン & トゥールーズ・キャピトルO (Bayer)

   

 
 ブルガリアに生まれ、長くフランスを中心に活躍した名手ユーリ・ブーコフはLP時代、廉価盤の常連で、確かにうまいが地味な感じがつきまとっていました。最近Westminster原盤のショパンのポロネーズが復刻されましたが、それも強いて云えば朴訥とした印象です。しかし下記のバッハ、リスト、ムソルグスキーはいずれも構成美に溢れた名演で技巧も超弩級。ヨーロッパで絶大な人気を誇った理由を垣間見ることが出来ます。ペダルをあまり使わず曲を構築して行くこれらの演奏は、実はかなりウェットなのです。ブーコフの真価が発揮されるのはこのような規模の大きい作品なのかも知れません。それにしてもこれらのCD、ジャケのデザインが全く同じです (^^;)

4. リスト ピアノソナタ, 葬送曲, メフィストワルツ

5. バッハ=ブゾーニ シャコンヌ, バッハ=リスト 前奏曲とフーガ, イタリア協奏曲, 半音階的幻想曲とフーガ他

6. ムソルグスキー ピアノ作品集 (展覧会の絵 etc)

   


 ついでにもうひとつ、ブーコフのCDをご紹介^^ これだけはたまに店頭で見かけることがあります

7. R.シュトラウス ピアノソナタ (ヴァイオリンソナタ, チェロソナタの付録付き。チェロがとんでもない名手だったりします, Adda)

 

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其の17:BBC record & Symposium

1. エルガー エニグマ変奏曲, ランバート リオグランデ, 英国民謡集他 (ハーティ & ハレO):ハーティの弾き振りによるランバートの傑作リオグランデが希少かつ希代の名演。名人芸的なピアニズムと放流の如く沸き出るノスタルジーに陶酔。英国民謡集も素晴らしい^^

2. ドヴォルザーク スラヴ舞曲集 (ターリヒ & CPO):1936年、英国演奏旅行中の記録

3. スクリャービン交響曲3番 (プリッチャード & BBCSO):意外とレア

      

4. トーヴェイ チェロ協奏曲 (カザルス, ボールト & BBCSO):1937年初演の記録。まるでブラームス^^ 一部欠落あり

5. シュレーカー全録音集 (シュレーカー & ベルリン国立歌劇場O他):絢爛として、かつ洗練の極致を行く作品たち

6. カール・フレッシュ1905-1936年録音集:クレツキとのベートーヴェン、プリフセとのブラームス等、興味深い録音多数^^

   

7. ベートーヴェンVnソナタ6番 (レナー & ケントナー), 10番 (ファシーリ & トーヴェィ) 他:レナーとは勿論、レナーSQのレナーです

8. アレクサンドル・モギレフスキー録音集:日本と深い繋がりのある方です

9. エドゥアール・リスラー全録音集:リスラーの復刻は意外と少ないのが現状です

   

10. シューベルト作品集:マックス・ロスタル:名手ロスタルの希少録音

11. バルトークVn協2番, ショスタコーヴィチVn協1番, ベルクVn協 (ロスタル):デル・マー, サージェント, シェルヘン等との共演

12. エルーザベト・シューマン1950, 1951録音集:最晩年の記録。とても味わい深い^^

  

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其の16:Nixaとその周辺 (Pye, EMI Phoenixa等)

 今となっては、ライセンス取得による再発売盤等、何らかの形で手に入る音源が多いのですが、「もとのCD」を探している方も少なくありません。但しCD化されている音源はかなり偏っています。例えばカンポーリの一連の録音をCDにしてくれる所はないでしょうか。。

1. シューマン交響曲全集 (ボールト & LPO)

2. エルガー交響曲2番 (ボールト & LPO):二次大戦中のBBC録音に次ぐ2度目の録音

3. ヴォーン・ウィリアムズ交響曲2, 8番 (バルビローリ & ハレO)

4. ディーリアス & エルガー作品集 (バルビローリ & ハレO)

5. 管弦楽名品集―Shaw case―(ストコフスキー & NPO):物凄い気迫に唖然

6. ブリテン青少年の為の管弦楽入門, 4つの海の間奏曲他 (ボールト & LPO)

   

   

7. グリーグ & リストP協, グリーグ抒情小曲集抜粋 (ファレル, ウェルドン & ハレO):ニュージーランドの伝説の名手、ファレルの堅牢な名演集。近年Atollが復刻を進めていますが、停滞気味です

8. モーツァルト交響曲29, 41番 (バルビローリ & ハレO):意外にも唯一のCDかも

9. ドビュッシー海, ラヴェル ダフニスとクロエ第二組曲, ラヴァルス他 (バルビローリ & ハレO):伝説のパリ管との怪演に比べ、よりスマート

10. エルガーVc協, 序奏とアレグロ他 (ナヴァラ, バルビローリ & ハレO)

11. リスト交響詩前奏曲他 (ディクソン & LSO):圧倒的不人気を誇るディクソンですが、食わず嫌いはいけません。心を空にして聴くと凄いんです。何ですか、この猛烈なアチェレランドは。。。 自分の感性を素直に開放した結果なのでしょう^^

   

 

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其の15:豪ABC

A. エド・デ・ワールト & シドニーSO名盤選:ノーブルで独特の艶と僅かな粘りのあるワールトの音色が堪りません^^

1. ブラームス=シェーンベルク P五重奏, バッハ=シェーンベルク作品集

2. シェーンベルク ペレアスとメリザンド, 5つの作品集他

3. グリンカ, スメタナ, ワーグナー, エルガー等作品集

4. ラフマニノフ 交響曲2番, ワーグナー ローエングリン第三幕への前奏曲他:1996年日本公演ライヴ。「私は爆演が嫌いなのです」との公言の面目如実

5. ストラヴィンスキー 火の鳥全曲, 幻想的スケルツォ他:魔法のような演奏です^^

6. シドニーSO創立75周年記念アルバム:ワールトは英雄の生涯で登場。他にクレンペラーによる有名なマーラーの復活,グーセンスによるベートーヴェンの2番等を収録

   

   


B. 名指揮者たちの晩年の記録

7. エルガー 交響曲1番他 (テイト & メルボルンSO):極大のスケール。テイトってこんなに凄かったっけ?初めて聴いた時、耳を疑いました

8. ビゼー 交響曲「ローマ」, アルルの女組曲他 (ランチベリー & メルボルンSO):ランチベリーのバレエ以外の録音自体珍しい

9. ドヴォルザーク 伝説, アメリカ組曲 (ハンドリー & 西オーストラリアSO):名匠ハンドリーは他にもグーセンスの作品集など、激渋の録音を遺しています

   


C. オーストラリアの雄、鬼才、変態 (?) ロジャー・ウッドワードの強烈な名演たち

10. スクリャービンP協 & P作品集:殆ど半死半生。完全に彼岸までいっちゃってます。一度はまると抜けだせません。。ワールトの伴奏も聴きもの

11. ショパン作品集

12. ウッドワードの芸術:7CD。全てが知りたい方はこちらをどうぞ^^

   

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其の14:米EMI Full Dimensional Sound (続き)

1. ベートーヴェン & ブラームスVn協 (ミルシテイン, スタインバーグ & ピッツバーグSO):多少音程がずれる等も含めライヴ的高揚感に満ちたベートーヴェンは圧巻^^ 終楽章の追い込みなど、最初に聴いた時はひっくりかえりそうになりました

2. ベートーヴェンVnソナタ5, 8, 9番 (ミルシテイン, バルサム & フィルクスニー)

3. クライスラー, シマノフスキ, ドビュッシー等小品集 (ミルシテイン & ブゾッティ他)

     

4. ブルックナー交響曲4番 (スタインバーグ & ピッツバーグSO):第3稿を使用

5. ラフマニノフ交響曲2番, プロコフィエフ交響曲1番他 (スタインバーグ & ピッツバーグSO):スタインバーグの芸風は実はロシア音楽と相性抜群。何ですか、この破格のスケール感と剛直なごりごり感は。チャイコの6番も同様の名盤

6. マーラー交響曲1番, ブロッホ コンチェルトグロッソ1番 (スタインバーグ & ピッツバーグSO):これも凄い演奏なのです。押し出しの強さと豊かなロマンが魅力

   

7. Rシュトラウス薔薇の騎士組曲, エルガー エニグマ変奏曲他 (スタインバーグ & ピッツバーグSO):ベートーヴェン, ブラームスの堅実な演奏からは想像しにくい、面白いスタインバーグを満喫

8. ベートーヴェン交響曲7番, メンデルスゾーン交響曲4番, ヴォルフ イタリアのセレナーデ (スタインバーグ & ピッツバーグSO)

9. ドヴォルザーク交響曲9番 (ラインスドルフ & LAPO), ラフマニノフ交響曲2番 (ウォーレンスタイン & LAPO):どSの極みのような物凄いオーケストラコントロールを魅せる圧巻の新世界。ウォーレンスタインの方はややB級の乗り

10. Rコルサコフ シェエラザード, ドビュッシー海他 (ラインスドルフ & LAPO他):ディスクユニオンのお客様には今ひとつ人気のないラインスドルフですが、これも凄いんです

11. グリエール交響曲3番, カバレフスキー交響曲2番 (ラフミロヴィッチ & 聖チェチーリア音楽院O):FDSシリーズの奥の院的な名盤のひとつ。他にRobert Levin率いるバレエ劇場Oなど、何処の誰、みたいな盤が幾つもありますが、皆魅力的^^ 米EMIの底力を感じます

   

 


      

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其の13:米EMI Full Dimensional Sound


 リマスタリングが絶妙で、ハイも硬くなる一歩手前に収めてあり、聴き易く、音がとても良いのが特徴です。新譜で出ていた時、結構どきどきしながら集めていたことを懐かしく思い出します。ストコフスキー、スタインバーグ、ラインスドルフ、ミルシテイン等、名盤に事欠かないシリーズですが、その中から今回と次回、2度にわたって「お茶の水クラシック館のwanted list」を紹介させていただきます^^ 

1. ラヴェル左手の為の協奏曲, プロコフィエフP協3番, キージェ中尉他 (ブラウニング, ラインスドルフ & PO):デビュー直後のジョン・ブラウニングの記録。ラヴェルは唯一の録音。猛烈にうまい1枚。余白にコダーイのハーリヤーノシュ抜粋が収められていますが、本当に「抜粋」録音だったのでしょうか。。

2. ブラームス ヘンデル変奏曲, パガニーニ変奏曲, ショパン, リスト, ドビュッシー作品集 (サーシャ・ゴロドニツキ):キエフ生まれ、ジョセフ・レヴィーン門下、ジュリアードで長く教鞭を執ったゴロドニツキの希少録音。バネの効いたタッチの強さ、粒立ちの良さは驚異的^^ FDSシリーズ中屈指の秘盤

3. ブラームス P協1番, シューベルト交響曲8番 (フィルクスニー, スタインバーグ & ピッツバーグSO):録音は嫌いと公言していた割には結構録音が残っているフィルクスニーの名盤

   

4. ベートーヴェンP協5番, 交響曲7番 (フィルクスニー, スタインバーグ & ピッツバーグSO)

5. グラズノフ ライモンダ抜粋, スクリャービン法悦の詩他 (ロザンタール & パリフィル):このライモンダには完全に参ります。生き生きして優雅でロマンティック^^

6. ショスタコーヴィチ交響曲5番, フランク交響曲 (ゴルシュマン & セントルイスSO):一聴、二流のオケがごろごろ弾いているような無頼漢風の印象を受け、いかにもアメリカ的なジャケがそれに拍車をかけますが、独特の剛直な表現に惹かれっぱなしになります。Vnaguard時代の晩年のゴルシュマンとはかなり印象が異なります。このシリーズ、他にプロコフィエフの演奏などもあり、それも同様の印象です

         

7. グラズノフ四季, Rコルサコフ金鶏組曲他 (デゾルミエール & フランス国立O)

8. チャイコフスキー白鳥の湖, 胡桃割り人形組曲 (デゾルミエール & フランス国立O)

9. オッフェンバック パリの喜び, ワインベルガー, グリーグ, チャイコフスキー等作品集 (F.スラットキン & ハリウッドボウルO):夢と希望と力に溢れていた頃の記録。とにかく、猛烈にゴージャス

    

       


 

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其の12:米EMIーカーメン・ドラゴンとその周辺ー


 アレンジだとか軽い音楽と侮っていると、音楽を聴く幸せがひとつ少なくなる、そんな気にさせるアルバムを幾つかご紹介します。これらのアルバムは是非とも在庫をもちたいと願っております。ハリウッドボウルも、数十年前の方が夢と熱気があったように思います。レスター・ブラウンの「成長の限界」を読み、その説得力の強さに共感してしまうと、現代の夢とは一体何なのか、今一度考えてみるのは暇つぶしにももってこいのテーマかも知れません。

1. 星明りのショパン (ドラゴン & ハリウッドボウルSO他):英雄ポロネーズも華麗なる円舞曲もドラゴンのアレンジが効いています。基本的に品があるのがドラゴン流。

2. 夜想曲 (ドラゴン & ハリウッドボウルSO):これも結構やばいアレンジの連続^^

3. ロンバーグの夕べ (ドラゴン & ハリウッドボウルSO):「学生王子のセレナード」にじーんとなる1枚。実につまらんストーリーですが、そんなことは、この素敵な音楽に何の関係もありません。声楽「無し」で聴いてみたかったという夢が叶えられます^^

   

4. 星明りの弦 (F.スラットキン & ハリウッドボウルSO他):レビンも参加^^

5. フィエスタ!(ドラゴン & ハリウッドボウルSO):ポンセの「小さな星」のドラゴン流アレンジが泣かせます。原曲の和声をほぼ無視していてアレンジと言うより創作により近い感じがします。

6. 星明りの幻想 (ロージャ & ハリウッドボウルSO):ミクローシュ・ロージャは映画音楽で著名。いわゆる「クラシカル」な曲も書いているのですが「シリアス・ミュージック」だけあってかなりバルトーク風の作風。実は映画音楽でもその木霊が聴こえます。最も、ここではいわゆる「名曲集」を演奏しており、それはかなり手堅いものです。

   

7. The movies go to the Hollywood Bowl (ニューマン, ロージャ & ハリウッドボウルSO):決して「ど派手」にならない、意外にも (?) お堅い演奏です。

8. ガーシュイン ラプソディー・イン・ブルー, パリのアメリカ人他 (ペナリオ, F.スラットキン & ハリウッドボウルSO)

9. ワルツ!(F.スラットキン & ハリウッドボウルSO):子息よりも線が太くてロマンティック^^音楽を一気に描き上げる力は息子を遥かに超えています。

   

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其の11:Vanguard
 エルマン、ダルレ, ゴルシュマン等の晩年の録音が有名。これらはとても興味深いのですが技巧的、或は録音面でいまひとつのものが多いのも特徴です。しかし勿論、希少盤にも事欠きません。お茶の水クラシック館では、例えば下記のCDを喉から手が出る位に欲しております。


1. ブルース・ハンガーフォードの伝説 (ベートーヴェンPソナタ8, 14, 17, 21, 24, 30-32番, P協4番, シューベルトPソナタ20番, さすらい人幻想曲, ショパン, ブラームス作品集):オーストラリア出身、フリードマン門下屈指の豪腕 (フリードマンはオーストラリアに亡命したのでしたね。。)。ベートーヴェンPソナタ全集録音中、道半ばにして他界。強靭な技巧と少し風変りな意志的な解釈の中に19世紀のロマンが漂います。何て個性的^^


2. ジャクリーヌ・ブランカール (シューマン ウィーンの謝肉祭の道化, 子供の情景, Pソナタ2番, ブラームス シューマンの主題による変奏曲):スイスの名流による味わい深い名盤


3. トッシー・スピヴァコフスキー (パガニーニ 24の奇想曲):ピアノ伴奏付きバージョン。晩年の録音ということもあり、やや切れが悪いかと思って聴き進めていくうちに完全に魔力に嵌ります。


           


4. ローマン・トーテンベルク (ブロッホVn協, 3つの詩曲 withゴルシュマン & ウィーン国立歌劇場O):フレッシュ門下屈指の逸材が渋い曲目で登場。慈味溢れる演奏にフレッシュ直伝の伝統を感じる1枚。


5. ポール・マカノヴィツキー (ヴィヴァルディ ラ・チェートラ withゴルシュマン & ウィーン国立歌劇場O):思わぬ所にマカノヴィツキーが登場。とても古典的。


6. モーゲンス・ヴェルディケ (ハイドン 交響曲99-104番 withウィーン国立歌劇場O):デンマークの名匠による屈指の名盤。他のハイドン録音にも注目!


         


7. セルジュ・コミッショーナ (Rコルサコフ シェエラザード, ラヴェルダフニスとクロエ第二組曲他 withヒューストンSO): ルーマニアの名匠による、手堅い中に芸が潜む名盤。


8. セルジュ・コミッショーナ (フランク 交響曲, ドビュッシー 夜想曲 withヒューストンSO):フランクはサンサーンスの3番との組み合わせをよく見ますが、オリジナルはドビュッシーとのカップリング。このドビュッシーは再発売されていないと思われます。


9. ストコフスキー (ブロッホ アメリカ withシンフォニー・オフ・ジ・エアー):ストコフスキーのVanguard録音中屈指の爆演^^。壮大なロマンを感じる曲相も親しみ易い。


10. ドヴォルザーク スラヴ舞曲 (マリオ・ロッシ & ウィーン国立歌劇場O):Vanguardにはロッシのコンサート・レパートリーが幾つか残っていますが、これはその1枚。例によって (?) オケがいまいちうまくないのと、録音もあまりよろしくないのですが、明るく開放的な歌は魅力的。プロコ等も、もう少し録音が良ければ相当な名盤になったのに、ちょっと残念です。。この辺り、希少ではあるのですが、お買取価格は抑えめになると思われます。。。

     


 

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其の10:Turnabout (Voxの廉価レーベル)
 もとの価格は廉価でも、ここでしか手に入らない音源があり、希少性が増しているものがあります。下記の他、ラウテンバッハーが参加した録音などもあり、この辺り、お茶の水クラシック館はぜひぜひ常備したいと願っております。それにしても、ヴァルガのニールセンはCDにならないのでしょうか。。


1. リスト 超絶技巧練習曲全曲:ルイス・ケントナー (ケントナー晩年の知られざる名盤。筆者は初めてこれに出会った時、腰を抜かしそうになりました^^)

2. リャプノフ 超絶技巧練習曲全曲:ルイス・ケントナー (こちらは再録音。リャプノフ全曲を2回録音したのはケントナーだけかも^^)

3. シューマン ウィーンの謝肉祭の道化, Pソナタ2番他:ワルター・クリーン (クリーン盤はいずれも音が割れ気味なのが残念。。。但し、清廉な音はよく捉えられています)

4. シューマン クライスレリアーナ, ダヴィッド同盟舞曲集:ワルター・クリーン

5. ベートーヴェンPソナタ8, 14, 23番:ワルター・クリーン

6. イザイ 無伴奏Vnソナタ全曲:ルジェーロ・リッチ (確かに「?」な瞬間はあるのですが、それをも含めて物凄くうまいと思わせる所に芸の深さを感じます^^)

    

   

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其の9:Marston Records

「廃盤」を中心に。一部はCD-Rで再発売されています。現役盤でも意外と手に入れづらいレーベルです。

A. ピアノ

1. ボレット イン コンサート1963-1988:ショパンのスケルツォ全曲, Pソナタ3番等、商業録音を遺さなかった曲目多数
2. ヨゼフ・ホフマン第6集:伝説のカシミール・ホールライヴを含む、ホフマンの真価を今に伝える名演集
3. ザウアー商業録音全集
4. ゴドフスキー1913-1922年録音集
5. ゴドフスキー1922-1925年録音集
6. ゴドフスキー1925-1930年録音集
7. アーサー・レッサーソロ録音集:どこかで聞いたことのある名前だと思っていたら、ザイデルやエルマンの録音の伴奏をしていた人でした。ここでは物凄く凝ったプログラムが聴けます。録音は1964-67年。そういえばDoremiから平均律の録音も出ていました。。
8. エルンスト・レヴィ第1集:ブゾーニ直系, エゴン・ペトリ門下屈指の名手。ハンマークラヴィアもリストのソナタも、あまりに巨大な造形に言葉も出ません
9. エルンスト・レヴィ第2集:こちらもベートーヴェンが凄い
10. アラウ二次大戦前全録音集

     

     

    
    

B. 声楽

11. ローザ・ポンセル1934-1936年放送録音集
12. ローザ・ポンセル1936-1937年放送録音集
13. コンチータ・スペルヴィア1927-1928年Odeon録音集:カルメンもスペインの曲も、何の気恥かしさもなく聴けるのは殆ど奇跡(筆者の場合^^)。
14. ニノン・ヴァラン Pathe全録音集

     


C. その他

15. ジュリアス・ブロックのシリンダー録音集:タネーエフ, パブスト, アレンスキー, ユオン, A.ルビンシテイン等による伝説の録音集。パブストのあまりの巨大さに唖然



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当館流の「Wanted list」の8回目です^^

其の8:Connoisseur Society
 
ウィウコミルスカの録音で有名なNYのレーベル。他の注目盤にも事欠きません。

A. ピアノの名手たちの記録

1. アントニオ・バルボザによるドビュッシーの前奏曲第2巻 & ミヨーのブラジルの郷愁:ウィウコミルスカの「伴奏」もしていますが独奏者としても一流。他にショパンのソナタ集、ポロネーズ集、ワルツ集、ベートーヴェンのソナタ集等、多彩な録音を遺していますがCD化されているのはこれだけ。

2. ルース・ラレードによるベートーヴェンPソナタ17, 23, 26番:Sonyへのラフマニノフの録音等で名高い名手ですが、この晩年のアルバムは風格、スケールとも格段に増しています。

3. イレーナ・ヴェレッドによる練習曲集:ここでもヴェレッドの録音に会えるのはとても嬉しいことです。ショパン, リストからモシュコフスキまでヴィルトゥオーゾ感満載の25の作品を収録。

      

4. モートン・エストリンによるロマン溢れる名盤:第2回でも登場したアメリカの名手エストリンによる心の琴線に触れる名盤たち。端正でありながらロマン的で感動的なのです。 個人的にはラフマニノフ, スクリャービンのアルバムが特に好きです^^

    

 


B. ウィゥコミルスカの名盤たち:改めてご紹介するまでもない人気盤ですが、これは「wanted list」なので取り上げたいと思います^^ 下記1~7は日本フォノグラムプレスで、完備品は帯付です。

1. ブラームスVnソナタ全集
2. プロコフィエフVnソナタ集:伴奏のアン・シャインも懐かしい名前
3. クライスラー作品集
4. フランクVnソナタ, シマノフスキ神話
5. ディーリアスVnソナタ集
6. グリーグ & ラヴェルVnソナタ
7. バッハ無伴奏VNソナタ1番, パルティータ2番
8. バッハ無伴奏VNソナタ1番, パルティータ2番 (J.カルロスによるピアノの為のパルティータ1, 2番を併録)

     

  

 

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 当館流の「Wanted list」も皆様のご支援のおかげで7回目を迎えることとなりました^^

其の7:Music masters classics
 
既に活動を停止したレーベルで、現在他レーベルで再発売されている盤もありますが、オリジナル盤はやはり魅力的です^^

A. セシル・リカドの鮮烈な記録:80年代終りにSonyでデビューをしたリカドですが、Sonyへの録音は数点で終りました。その後米EMIを経て90年代後半に録音したMusic mastersへの録音は初期の固さが無くなり、自在かつ鮮烈な記録となりました。音離れがよい、とでも言うのでしょうか、聴いていてとても心地が良いのです^^ リカドは最近Danacordへの録音を始めており、数は多くはないけれど、息の長い録音活動を続けているのは嬉しいことです。You tubeで聴いたとても素敵なブエンカミーノのララファンは録音してくれるのでしょうか。筆者はこれを飽きもせず100回以上聴いています。。。

1. ラヴェル クープランの墓, 夜のガスパール, ソナチネ
2. ショパン 12の練習曲op12, バラード1番, スケルツォ2番他

      


B. フェルツマンの録音:
大半はNimbusから再発売されていますが、そちらはCD-Rですので、オリジナルのMusic masters盤の価値を下げるものではありません。

3. バッハ ゴルトベルク変奏曲
4. バッハ フーガの技法
5. バッハ P協全集
6. ベートーヴェン Pソナタ28, 29番
7. ベートーヴェン Pソナタ30-32番

     

       


C. ジョン・ブラウニングの晩年の少し前の録音


8. バーバー P作品全集
9. モーツァルト P協9, 23番
10. スカルラッティ Pソナタ選集

   


D. その他の注目盤

11. ロバート・マン & スティーヴン・ハフのブラームスVnソナタ全集:ジュリアードSQ伝説の第一Vn奏者、鉄人ロバート・マン久々のソロ録音。何とハフとの共演^^
12. ミーシャ・ディヒターのブラームス ヘンデル変奏曲他
13. ポーラ・ロビソン & ルース・ラレード (!) のフォーレVnソナタ1番 (フルート版) & プーランク フルートソナタ他:とてもとても素敵な1枚^^

     

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其の6:Koss Classics


 1986年にMichael J. Kossが創設したレーベル。現在では新録音は無いようです。オケを含め、かなり渋いラインナップですが、味わい深い演奏が揃っています^^ お茶の水クラシック館では、例えば下記のCDについて高価買取に挑戦いたします。

A. マーツァル & ミルウォオーキーSOの名盤:チェコを出て「海外」で放浪 (?) していた頃、マーツァルはかなりの数の録音を遺しました。

1. ドヴォルザーク交響曲全集:一聴して地味だが構成美の極致。後の録音より新鮮^^。オケもうまい (というか、ここまでうまいオケに仕立てたのはマツァールの功績なのでしょう)。

       

      


2. プロコフィエフ アレクサンダー・ネフスキー:これらの曲との相性は抜群^^
3. コダーイ ハーリ・ヤーノシュ組曲他
4. ベルリオーズ 幻想交響曲, レリオ:瞬間の美の反面、全く盛り上がらない不思議な演奏
5. ベートーヴェンの「第九」

      


B. レッパード & インディアナポリスSOの名盤:
文字通り、レッパードのインディアナポリス時代の録音。切れ味鋭い即物的な演奏の中に何故か情を感じて愛聴盤になってしまいます。。。現代的なクールさが心地よいのです、きっと。

1. RVW南極交響曲:各楽章冒頭に詩の朗読入り Rep1
2. ベートーヴェン 交響曲7番他
3. シューマン 交響曲1番、序曲, スケルツォと終曲他:快感をおぼえる位ざくざく進む^^
4. シューベルト 交響曲3番, グランド・デュオ (レッパード自身の編曲バージョン)
5. チャイコフスキー マンフレッド交響曲:現実的で悲劇的で劇的でロマンティック
6. エルガー 子供の魔法の杖組曲, 夢の子供たち
7. アンコール集:とても多彩な16曲を収録

     

   
お茶の水クラシック館が大切にしているCDレーベルとアーティスト
―こんなCDを求めています―

其の5:Audiofonー渋いジャケの魅惑のレーベルー

特に最近、店頭で見ることがほぼなくなっています。。。

A. アーロン・ロザンドの名盤:
旧世代のヴィルトゥオーゾの伝統を担う名匠の味わい深い名演が揃います。手作りの感満載なところに心惹かれます

1. フランクVnソナタ、ショーソンVn, P & SQのための協奏曲 (with リプキン & マイアミSQ)
2. バッハ無伴奏Vnソナタ1番, パルティータ2番, イザイ無伴奏Vnソナタ2, 6番他
3. RシュトラウスVnソナタ, グリーグVnソナタ3番, サンサーンスVnソナタ3番 (with リプキン)
4. レスピーギ & ウォルトンVnソナタ, シベリウス ソナチネ (with コヴェリー)



B. リシッツァの名盤:
Deccaデビュー前の鮮烈な記録たち。白黒のシックなジャケが多いAudiofonですが、これはフルカラー^^。以下の他にもショスタコのP協他数点あります。色々な意味で「若い」演奏ですが勢いに溢れ、若さゆえの弱さもファンにとっては愛おしく感じられます

1. Jシュトラウス=ゴドフスキーこうもり, リスト ハンガリー狂詩曲2番, ロッシーニ=ギンスブルク セビリアノ理髪師パラフレーズ他 (ほぼデビュー盤。何という選曲!)
2. モーツァルトPソナタ12番, ショパン子守唄, プロコフィエフPソナタ7番他
3. ラフマニノフ楽興の時全曲, リストPソナタ, ハンガリー狂詩曲12番他



C. 他のピアノの名手たちの記録


1. シューベルト=リスト歌曲編曲集, ワーグナー=リスト イゾルデの愛の死, リスト葬送曲他:ラザール・ベルマン (定番の曲目ですが気合十分^^)


2. モーツァルトPソナタ11番, ショパン, ヴィラ=ロボス作品集他:ネルソン・フレイレ (異常なまでに鮮やか!最近のDecca録音のジャケに比べ顔つきも精悍)


3. ピアノトランスクリプション集:アール・ワイルド (シュルツ=エブラー編の美しき青きドナウ等、「絶品」を含むライブ録音集)



D. こんなものも。。。
エールリンク & デンマーク国立Oによるニールセンの交響曲3番他:落ち着いた名演です

お茶の水クラシック館が大切にしているCDレーベルとアーティスト
―こんなCDを求めています―


 当館が愛してやまないCDたちの「Wanted list」第4回です。ご売却の際はぜひぜひ当館をご指名くださいませ!



其の4:Proarte (先週の続き)


A. コミッショーナ & ヒューストンSOによるシューマンの交響曲全集:ちょっとドライな感じもしますが、偉大な職人指揮者の面目如実
  


B. シルヴァースタインの名演:言わずと知れた元ボストン響の名コンマス。顔に似合わず (?) 少女の如く楚々とした繊細な演奏の数々。線の細さを魅力に変える術を知り尽しているようです。下記のバーバー、メンデルスゾーン、小品集の他、ベートーヴェン、ブラームスの協奏曲等の録音もあり。この辺、たまに店頭でも見かけます^^
      


C. ピーター・ゼルキンの名盤たち:史上最速とも思われるベートーヴェンのPソナタ29番と30-32番、別世界と交信しているかのようなショパン、緊張感に溢れたゴルトベルク変奏曲等、トランス感に満ちたユニークな演奏の数々。他にもモーツァルト、シューベルトなど
 
               


D. その他:タルミ & サン・ディエゴ響のグリエールとブラームス、ロバート・ショウ & アトランタ響のベートーヴェン第9など。TeldecやChandosの録音が有名なタルミですが、Proarteにもきちんと足跡を残しています^^ 
   

お茶の水クラシック館が大切にしているCDレーベルとアーティスト
―こんなCDを求めています―


当館流の「Wanted list」第3回です。ご売却の際はぜひぜひ当館をご指名くださいませ!

其の3:Proarte
 1980年代から90年代半ばにかけて、ラッセル・シャーマン & ノイマンのベートーヴェン交響曲全集やマータ & ダラスのグリーグ等がビクターから国内盤で発売されていました。しかし、あれは氷山の一角。お茶の水クラシック館では、例えば次のCDの高価買取をさせていただきます。

A. ラッセル・シャーマンの名盤たち:知的、分析的ですが音色が繊細でロマン的。下記の他にもハイドン、ベートーヴェン等の録音あり

1. リスト Pソナタ, ドンジョヴァンニの回想他


2. リスト 超絶技巧練習曲集


3. ショパン24の前奏曲, 舟歌


4. ブラームス パガニーニ変奏曲, 小品集op116
 


B. モレイラ=リマの名盤:ショパンコンクールでアルゲリッチとともに南米を大いに盛り上げました。意外とCDを見つけるのが難しいのが現状です

1. ショパン ワルツ集


2. ナザレス作品集



C. ヴェレッドの知られざる名盤:
ヴェレッド自身、知られざる名手になりつつある感もありますが、実はメジャーレーベル離脱後も地道な録音活動を続けています。ProarteのベートーヴェンP協全集の名盤はシャーマン & ノイマンだけではありません

ベートーヴェンP協全集 (with コルド & ワルシャワPO)
   


D. マータ & ダラス響の遺産:
他に数点録音があるが以下3点に特に注目^^

1. マーラー交響曲2番 & ベートーヴェン 献堂式序曲 (ダラス・シンフォニーホール落成記念ライヴ)


2. シベリウス交響曲2番


3. ラフマニノフP協3番 (名手ヴィアルドとの共演)



E. アーロノヴィチの知られざる録音:タネーエフ協奏的組曲 (with アルテンブルガー& VSO)

そういえば、アーロノヴィチのタネーエフはArabesqueへの交響曲2番の録音もありましたね。。 (未CD化)

次回、もう少しProarte盤を続けます^^
お茶の水クラシック館が大切にしているCDレーベルとアーティスト
ーこんなCDを求めていますー
 当館流の「Wanted list」第2回です。ご売却の際はぜひぜひ当館をご指名くださいませ!

其の2Newport CLASSIC & Newport music festival
 MuzaMelodiyaなど、CDでは太刀打ち出来ない (要はCD化が進んでいない) レーベルが多々ある一方、CDが圧倒的勝利を誇るレーベルもあります。要はCD時代に創業した為、レコードが(殆ど)生産されなかった訳ですね。今回はそんなレーベルのうち、ボストンの南に位置するロードアイランド州ニューポートのレーベルの注目盤を取り上げたいと思います。この辺り、全くと言ってよい程入荷しないのです () 

A.    Newport CLASSIC



1.    クライネフ名演集 (NCD60012)1988年ニューポート音楽祭20周年記念ライヴ。ショパンの舟歌, バラード1, スケルツォ1, 英雄ポロネーズ, スクリャービンとプロコフィエフの2番のソナタ等を収録。CD化が進んでいない名手ですが、その渇きを癒す1枚。小回りが効いていて滅茶苦茶うまい。ライヴ故の暴走もあります
 



2.    ポンティ名演集 (NCD60088)1988年ニューポート音楽祭20周年記念ライヴ。ラフマニノフPソナタ2, ワーグナー=リストのタンホイザー序曲, ブルーメンフェルドの左手の為の練習曲、A.ルービンシュタインのスタッカートエチュード等を収録。往年の巨匠を彷彿とさせるプログラム。ラフマニノフはドイツにおける伝説の大爆演に僅かに及ばないが、VOXの録音が不要になる凄演



3.    フォドア名演集 (NCD60014):ジュディス・オルソンの伴奏のもと、サラサーテ, チャイコフスキー, クライスラー, パガニーニの作品を演奏。往年の (というにはあまりにも若い) 名手ユージン・フォドアの、「完全に干された後、復帰を目指していた」頃の録音。その夢は完全には叶わなかったようにも思われます。。。

4.
   
アンソニー・ニューマン バッハ ゴルトベルク変奏曲:伝説の録音から15年余り経った1987年の録音。ニューマンは他にも実に多彩なアルバムを当レーベルに残しています。そのほぼ全てが面白いのだから困ったものです^^
 



5.    モートン・エストリン名演集 (NCD60067):スクリャービン12の練習曲op8, ラフ組曲op91を収録。ラフの組曲は40分近くの大作。1929年生まれの名手エストリンは往年のロマン的な巨匠の流れを汲んでいるようです。勿論、大げさな表現が無く端正なのですが、ほんの僅かなテンポの変化に心が揺さぶられます



6.    エストリン名演集 (NPD85591):チャイコフスキー大ソナタ, A.ルービンシュタイン練習曲集op23:とてもロマン的かつ繊細^^ お茶の水クラシック館はエストリン推しです


7.    コンスタン・キーン フンメルP作品集第一巻 (NCD60161):全3巻をリリース。キーンというと往年の名手のようにも感じますが、つい最近まで健在でした。ホロヴィッツの代役のエピソードが有名ですが、一点一画もおろそかにしないピアニズムは健在
 



8.    コンスタン・キーン ウェーバーPソナタ全集 (NCD60165):伝説の名教師による2002年の録音
 



9.    スタインハート & リプキン シューベルトVnPの為の作品全集 (NCD60174):アーノルド・スタインハートってだーれだ? グァルネリSQの第一Vn奏者です^^ 厳しさには欠けるが甘美優美で心優しい演奏。大ベテランリプキンの伴奏も素敵。 スタインハートにはScheffieldに数枚のソロ録音もありました
 
 


B.    Newport music festival



1.    ニューポート音楽祭30周年記念盤 (品番なし)何とノヴィツカヤによるシューベルトの即興曲や、ダヴィドヴィチ & チェルニー=ステファンスカの連弾によるショパンのロンド、デュシャーブル & JPコラールによるリトルフ、フィオレンチーノのRシュトラウス等の珍品を含む。物凄く面白い
 



2.    セルジオ・フィオレンチーノの思い出 (品番なし)1997年録音。ショパン前奏曲, ワルツ, マズルカ, 練習曲等の抜粋他、名匠最晩年の記録



以上

新コーナー始動!

お茶の水クラシック館が大切にしているCDレーベルとアーティスト
ーこんなCDを求めていますー

 このコーナーでは、お茶の水クラシック館が愛してやまないCDたちをレーベル、或はアーティスト別にこれから概ね1年間にわたってご紹介していきたいと思います。今の所店頭には無いのですが、だからこそ取り揃えたいと常に願っている大切なCDたちです
 以下のご紹介は、当館流の「Wanted list」とご理解下さいませ。そして売却の際は、ぜひぜひ当館をご指名くださいませ!


其の1:OM Records (Opus Magnum) とミシェル・ブロック

 この超マイナーレーベルからはフランス人の両親のもと、1937年にベルギーに生れた名手ミシェル・ブロックの50代の至芸を記録した数々のCDが出版されています。時間の観念を超越したようにゆっくりと心静かに奏でられる名品の数々は正に絶品。ショパンのピアノソナタなど、ショパンコンクールの実況録音と本質的に解釈は同じなのですが、より穏やかで心が和みます。但し単に間延びした演奏ではなく、リストにせよシューマンにせよ、必要とあれば往年のヴィルトゥオジティが発揮されています。要は、「この曲はこう弾く」との「仕分け力」が強固なのです。いずれにせよ、体力を使わず心にすっと入って来て癒されるこれらの演奏に、筆者は最近、より一層の魅力を感じています (少し疲れているのかな?)。未だに熱烈なファンが多いことも頷けます。

1. 小品集 (バッハ=ジロティ, メンデルスゾーン, ショパン, フォーレ等18の作品集)


2. リスト 孤高の中の神の祝福, 主の祈り, 賛歌, 葬送他 (メジャーレーベルではありえない選曲。弾きたい曲を心赴くままに、という感じ)


3. フランク パストラーレ, 前奏曲, コラールとフーガ, 前奏曲, アリアと終曲(パストラーレの原曲はオルガン曲。永久に終らないかのようなゆったりとした演奏)


4. ベートーヴェンPソナタ10, 17, 27番 (Vol. 1とあるがベートーヴェンは多分これだけ)


5. ショパン作品集:バラード2番, 舟歌, ソナタ2番他 (これもVol. 1とありますが。。。当初はもっと多くの録音予定があったのでしょう、きっと)



6. シューマン 子供のための作品集抜粋, 色とりどりの作品抜粋他(筆者熱愛の1枚。色とりどりの作品はナイーブな旧盤 [1977年録音] よりも渋みが増し、意外にもすたすた進みます)

7. バッハ=リスト オルガン前奏曲とフーガ (全6曲)


以上
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税抜価格 3,800円+税


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